■2,500円以下のWebカメラを買うだけで、自宅に HD 高画質の監視カメラを簡単に設置できます。

Logicool C310
  • 例えば、LOGICOOL ウェブカム HD画質 120万画素 C310 は、Amazon で 2,433円で買えます。
    この価格でも高性能なマイクを内蔵しているので、マイクを別途用意する必要がありません。
    Webカメラをもっと高性能な機種にするか、低価格な機種にするかは、お好みでお選びください。
  • Webカメラは USB でパソコンに接続しなければ使えないので、それなりのパソコンが必須です。
    それなりとは、HD 高画質な動画で監視したければ、それ相応の性能を持ったパソコンと言うことです。
    例えば、1280×720 の HD 動画を問題なく再生できる性能を備えているかどうかです。
  • また、自宅の映像を HD 高画質で外から見るためには、双方にそれ相応の通信速度が必要です。
    インターネットの通信速度は、一般的に【上り】が遅くて【下り】が速いのですが、自宅の映像は、
    自宅での【上り】の速度が重要で、1280×720 の HD では約 3Mbps 以上が望まれます。
※ 想定するシナリオ ※ 【自宅のワンちゃんの様子を、会社や学校から 1280×720 - HD 高画質で確認する】
  【この記事の補足情報は、Expression Encoder 4 SP2 の実用性をWebカメラで検証
 

■無料の配信用アプリケーション Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 1 (SP1) を入手

  • 誰でも無料で利用可能な Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 1 (SP1) を入手してインストールしてください。
    (2012/06/29 現在の最新版は、Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 2 (SP2) です。)
    サポートされているオペレーティング システムは、Windows 7/Windows Vista/Windows XP Service Pack 3 ですが、
    その他の必要な条件については、上記のダウンロードページでシステム要件をご覧ください。
  • 一般的には、定期的に促される Windows Update をすべて導入していれば、殆どの条件が満たされているはずです。
    逆に言えば、やり残していた Windows Update をすべて導入することで、殆どの条件を満たすことができます。
  • インストールの途中で注意する点は、『プロダクトキー』を入力する場面が現れても、空欄のまま先へ進めばいいことです。
 

■Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 1 (SP1) のインストール画面 無料版はプロダクトキー不要

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■ここからは例として次のような環境に準備を整えた状態で、順次 Microsoft Expression Encoder 4 の使い方を示します。

  1. インターネットへの接続は、フレッツ光プレミアムによる高速な接続を利用しています。
  2. OS は Windows 7 Ultimate x64 を利用し、解説のための画面をキャプチャしています。
  3. Webカメラは、Logicool の C310 を使い、マイクはカメラに内蔵されているものを利用します。
  4. Webカメラを使うための USB 用のドライバーは、既に OS に組み込んだ状態にあるものとします。
  5. PC はワンちゃんを撮影可能な位置に移動し、Webカメラは三脚などに固定し、PC に接続されているものとします。
  6. 1280×720 の HD 高画質で、動画を配信するものとします。
 

① Microsoft Expression Encoder 4 の起動

  • 三種類の選択肢からライブ ブロードキャスト プロジェクトを選択し、クリックしてください。
  • プログラムの全体が表示されたら、プレビュー内の項目、「ライブソースの追加」をクリックしてください。
  • 画面左上に空の「ライブソース1」が表示されたら、ビデオデバイスにカメラ名「Logicool HD Webcam C310」を選択し、オーディオデバイスにマイク名「マイク (HD Webcam C310)」を選択してください。
  • 音量は1が最大です。
  • [構成]ボタンを押し、「キャプチャ ピン ダイアログ」を選択してください。
  • 出力サイズを「1280×720」に変更し、フレームレートは「10 FPS」に変更してください。
 

② 出力関係の設定

  • 画面右側のプリセットは最初に「システム」のタブが選択されているので、「ユーザー」のタブに切り替えてください。
  • その下の出力のタブでは、「ストリーミング」で「ブロードキャスト」を選択してください。
  • ポート番号は、なるべく 8080 を書き替え、5桁の 65530 以下の数値に書き替えてください。
  • 最大接続数は1に変更しても構いません。
 
  • 出力のタブから、エンコードのタブに表示を切り替えてください。
  • ビットレートを「3000」に書き替え、幅と高さを書き替える前に、まず右側にある鍵のマークをクリックして開錠状態にしておきます。
  • 幅は「1280」に、高さは「720」に、フレームレートは「10」に書き替えてください。
  • オーディオと前処理については、特に変更する必要はありません。
 
  • 「ライブソース1」の[キュー]ボタンを押してください。プレビューの[開始]ボタンが押せる状態に変化します。
  • [開始]ボタンを押してプレビューに映像が表示されることを確認し、ボタンの下の「ドロップされたフレーム数:」に注目してください。
  • ドロップされたフレーム数が増加する場合は、ビットレートを若干大きくしたり、フレームレートを下げるなどして調整してください。
 
 

③ 出力されている動画を再生して確認する方法 - 1 (Expression Encoder 4 を起動している PC での確認)

  • 出力のタブに切り替え、[プレビューの開始]ボタンを押してください。Internet Explorer が起動し、動画が再生されて音声も聞こえます。
 

④ 出力されている動画を再生して確認する方法 - 2 (LAN で接続されている他の PC での確認)

  • プレビューの下にある接続のタブを表示し、LAN:のアドレスを確認してください。このアドレスを他の PC の Windows Media Player で開くと、動画を再生することができます。
  • Windows Media Player で[Alt]キーをワンタッチしてメニューを表示し、「ファイル(F)」、「URL を開く(U)...」を選択してください。
  • 確認しておいたアドレスを入力して[OK]ボタンを押してください。動画が正しく配信されていれば再生されます。
  • 右図のアドレスでは、GT-5086J が PC を示すアドレスで、:12345/ がポート番号です。
 

⑤ 出力されている動画を再生して確認する方法 - 3 (インターネット越しに表示する)

  • 最も簡単な方法は、Windows Media Player で、動画を配信している自宅のグローバル IP アドレスを指定してください。
あなたのグローバル IP アドレス (ポート番号が 8080 の場合)
  • ※ UPnP (Universal Plug and Play)ユニバーサルプラグ&プレイに対応したネットワーク機器(ルーター)を利用している場合は、自分自身で特定のポートを開放する必要はありません。
  • Microsoft Expression Encoder 4 Service Pack 1 (SP1) は、動画の配信をスタートした時点で、ルーターの UPnP 機能を利用し、指定されたポートを自動的に開放してくれます。
  • そして配信を終了すると同時に、解放していたポートを自動的に閉じてくれます。
  • 但しルーターが UPnP に対応していても、ルーターの設定によってその利用を中止している場合は、ご自身で意図的に利用するよう変更してください。

 

■ポート番号を変更する理由

  • 配信中の動画を、なるべく他人に見られなくするためです。但し番号を変えただけでは、絶対に見られない保証は一切ありません。
  • インターネットの世界では、他人が利用しているグローバル IP アドレスに対して、世界の各地から頻繁にアクセスされています。想像を遥かに超えて、虎視眈々と、他人の PC への侵入が試みられており、ポートスキャンなどもされています。
  • 他人が接続してきたかどうかは、「アクティビティ ログ」を見れば分かります。ログは左下の歯車メニューで、ファイルに保存できます。
 

■IP アドレスではなく、ドメイン名による再生について (ダイナミック DNS の利用)

  • グローバル IP アドレスで接続する場合のアドレス指定
    <例> http://123.45.67.89:8080/
  • ドメイン名によるアドレス指定
    <例> http://www.cosmosoft.org:8080/
  • インターネットでどこかの情報にアクセスする場合、そのアドレスの指定にはドメイン名を利用するのが一般的です。
    しかし一般家庭では通常そのようなドメイン名を持っていないため、グローバル IP アドレスで指定しなければなりません。
    また一般家庭では、インターネットへ接続する度に、割り当てられるグローバル IP アドレスが変化してしまいます。
    その変化を避ける手段として、プロバイダーには『IP 固定サービス』がありますが、有料のためお薦めできません。
  • では変化する IP アドレスにどうやって対応したらいいのか、そのための最善の策は、ダイナミック DNS を利用することです。
    ダイナミック DNS について詳しく知りたい場合は、ネットで検索するなどしてお調べください。ここでは詳細を割愛します。
  • ご利用中の無線 LAN ルーターによっては、ダイナミック DNS を無料で利用する機能を備えていることがあるので、ご確認ください。